薬局薬剤師FMの備忘録

薬剤師えふえむの勉強ノート

主に勉強のこと。合間に日記も!

母乳から粉ミルクへの切り替え ~粉ミルクってたくさん種類があるけど…~

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どうも、先月待望の第一子が生まれて大喜びのえふえむです。

毎日、実家にいる奥さんから様子を聞くんですんが、母乳をあげるのが大変みたいですね…。

8月から一緒に住み始めるんですが、奥さんの負担を軽くするために、手伝いたいとは思うのですが母乳は出ないですし…(笑)

離乳食が始まるまではミルクがメインですので、母乳があげられないとなると粉ミルクしかない!

でも、粉ミルクっていっぱいあるやん…

 

ということで、粉ミルクの種類についてみていこうかと思います。

え?これって管理栄養士の分野じゃないかって?

…粉ミルクにも詳しい薬剤師がいたっていいじゃありませんか(笑)

 

 

新生児期~1歳まで使える

E赤ちゃん

特徴としては

・牛乳タンパクを細かく分解したペプチドにすることで消化吸収が母乳に近く、やさしい

・新生児期の赤ちゃんでも無理なく消化吸収できるので、ミルクアレルギーのもとになりにくくする。また両親のいずれか、上の子がアレルギー体質の子にもオススメできる

成分としては

脳の成長に必要なDHAアラキドン酸を母乳と同じ2:1で配合+神経細胞を構成する脂質であるスフィンゴミエリンも配合されている。

赤ちゃんの免疫力を高め、病気から守る成分として注目されているラクトフェリンを消化吸収を良くするためペプチドにして配合。他にもヌクレオチドβーカロテンなどの免疫力アップの成分も配合。

 ・母乳に近い💩状態に近づけるためにラクツロース、ラフィノース、ガラクトオリゴ糖の3種類のオリゴ糖を含んでいる。


 


 


 


 

 

はぐくみ

特徴としては

最新の母乳研究をもとに母乳に含まれる栄養成分をバランスよく配合している。

 成分については、E赤ちゃんとほぼ同様

 


 


 


 


 

 

E赤ちゃんとはぐくみ、どちらも大缶、小缶、スティックタイプ、エコらくパックが販売されている。

この2種類はいわば母乳に近い粉ミルクと言える

 

フォローアップミルク

チルミル

満1歳ごろからの不足しがちな栄養成分を補う。甘すぎない自然なおいしさで母乳や育児用ミルクからの切り替えも比較的やさしい。

切り替えの目安は1歳の誕生日をむかえたあたりだが、9ヶ月ごろでも離乳食が3回食になっているのなら切り替えてOK。

離乳食だけでは栄養不足が気になる方は離乳食にプラスオンで使用してもいい。

 

成分としては

・牛乳の48倍、母乳の24倍の鉄分を含む。

ビタミン、ミネラル、カルシウムなどの栄養分が牛乳のそれを大きく上回る。

・E赤ちゃん、はぐくみと同じく、ラクトフェリン、DHA、3種類のオリゴ糖が含まれている。

 


 


 


 

 

特殊ミルク

特殊ミルクは医師、管理栄養士指導のもとでの購入を推奨している商品。

 

ニューMA-1、MA-mi

共通の特徴として

・特別用途食品(医師、管理栄養士の指導の下で使用)

・ 酵素消化と膜ろ過によって、牛乳タンパク質のアレルゲン性を著しく低減→ミルクアレルギーを発症した子でも使える

・アレルギー性の炎症反応による消化管粘膜障害を考慮して、腸管上皮の修復機能を持つヌクレオチドを配合。

・乳脂肪、大豆油、米油、コーン油、ラード油、魚油などのアレルゲンとなりうる成分は入っていない

・おなかの健康を考慮し、ラフィノース(オリゴ糖)を配合。

2つの違いは

ニューMA-1はたんぱく質源としてガゼイン消化物のみを使用しているのに対し、MA-miニューMA-1の上位互換で溶けやすさ、飲みやすさ(アミノ酸特有の風味と苦味を軽減)が改善された商品である。

 


 


 

ノンラクト

 一般用の粉ミルクでは下痢や腹痛を起こす乳糖不耐症、ガラクトース血症と診断された赤ちゃんに推奨。

特徴として

・下痢を引き起こす乳糖を含まない

・赤ちゃんの発育を考えた栄養バランスを考慮

・飲みやすいよう少量のショ糖を配合。

成分として

糖質としてデキストリン

母乳に多く含まれるラクトフェリン

必須脂肪酸のリノール酸、αーリノレン酸

母乳に含まれる5種類のヌクレオチド

ビタミンKやβーカロテン、亜鉛、銅などをバランスよく配合


 

 

ARミルク

 赤ちゃんはミルクを飲んだ後吐き出すことがあるが、これは食道や胃の構造が未熟なためほとんど心配のないケースがほとんど

しかし、哺乳不良、体重増加不良、反復性の感染症などの合併症に伴い、胃食道逆流症と診断されるとこの商品が推奨となる。

特徴として

吐き出しにくいように天然由来のとろみ成分ローストビーンガムを配合している

・とろみ成分以外の成分ははぐくみとほぼ一緒


 

 

1歳半~

こどミル

1歳半になるとそろそろ離乳食が終わるかなといった頃だが、大半のお母さんが偏食や食べムラによる栄養不足が気になるはず。

そんな時に推奨されるのがこどミル。

ドリンクタイプとスティックタイプがあり、

1日1本で不足しがちな鉄分、カルシウムを補える。

・スティックタイプにはビフィズス菌、ラクトフェリン、食物繊維、ルテインなどがプラスで入っている。

朝食・おやつ時、病中病後、夏バテにも適している。

使用するのは小学校入学前までで偏食や食べムラがなくなったら卒業。

 


 


 


 

最後に

今回は森永乳業さんの商品紹介みたいになっちゃった。

粉ミルクにも商品特徴があるので子供に適した商品を選びたいですね。