薬局薬剤師FMの備忘録

薬剤師えふえむの勉強ノート

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小さい子供への粉薬の飲み方~粉薬~

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以前も小さい子供への服用の仕方はまとめたことがあったんですが、なんか不十分だなと思い、再度まとめなおし。

まずは粉薬から

 以前書いたもの

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粉薬を水に溶かす

 1歳までの子供さんにはほとんどシロップ剤で出されることが多いですが、中には粉薬も処方されることがあります。

粉薬はそのまま飲ませると舌に粉薬がくっついて、味を感じやすくなります。

そこで飲みやすいように水に粉薬を溶かし、液状にしてスポイトで飲ませる方法です。

◆飲ませ方

  1. 小さなカップなどに粉薬を入れて、お薬が溶けるまでの量を少しずつ入れて溶かす(多く水を入れちゃうと飲ませる量が多くなっちゃう)。
  2. お薬を飲ませるときは横抱きで飲ませる。横抱きで飲ませることで口がポケット状になって吐き出すことも少なくなる。この時赤ちゃんの左手を抑えながら飲ませると多少動いても飲ませることができる。
  3. スポイトでお薬を吸い、少しづつ飲ませるが、量としては0.5mlずつがベスト。なるべく口の奥のほうに垂らしてあげる。

◆溶けにくい粉薬

  • クラリシッドDS10%小児用
  • ホスミシンDS200/400
  • アストリックDS80%
  • ムコダインDS10%
  • ザジテンDS0.1%
  • ミヤBM細粒
  • ビオフェルミンR散
  • レベニン散

などなど

これらの薬は溶けにくいことから水に溶かしての服用は難しいかも。

その場合は別の方法で。

 

※また一部の抗生剤は溶かすと苦味が増すことがあるので、薬剤師に相談してください。

 

お薬団子にする

他の方法でお薬団子にする方法もあります。

 

◆作り方

小さいお皿に粉薬を入れて、スポイトやスプーンを使って水を1滴ずつ垂らす。1滴垂らすたびにスプーンを使ってこねる。

ここで注意しないといけないのが1度に多くの水を入れすぎないこと

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水の量は適量で!

参照:https://www.kango-roo.com/sn/a/view/3513

 

◆飲ませ方

作ったお薬団子をほほの内側上あごに塗り付ける。

塗り付けたら、そのまま白湯やミルク、母乳でごっくんさせる

 

食品に混ぜる

1歳前後からは食品に混ぜて飲ませることも考える。

ただしこの時期からイヤイヤ期に入るので飲ませるのも難しくなってくる(笑)

もともとそんなに苦くない粉薬は食べ物に混ぜても問題なく飲めることが多いが苦味のある粉薬の場合は注意が必要

◆マクロライド系(ジスロマック、クラリスロマイシン)

マクロライド系の粉薬は工夫されて苦くないようにコーティングされているが、スポーツドリンクなどのイオン飲料や果実を使ったジュース、ヨーグルトなどの酸性の食品はコーティグを剥がすので苦くなる。

◆バナン(セフポドキシムプロキセチル)

セフェム系の中では珍しく苦い薬。こちらはオレンジジュースやリンゴジュース、ヨーグルトと混ぜて飲むのがオススメ。

◆タミフル

インフルエンザの時期はよく出ますね。味は少しに苦く、体重当たりに飲む量も多いので苦戦するお母さんも多いはず。タミフルは練乳やチョコレートアイスクリームやココアなどの味が濃い目のものに混ぜると飲みやすい。

◆漢方薬

漢方薬は苦い薬で代表みたいなものですね。さらさらした液体には溶けにくいこともあるので、なるべくヨーグルトや練乳、メープルシロップなどに混ぜて粉薬を閉じ込める感じにすると飲ませやすい。

 

 

水でそのまま飲む場合

4~6歳くらいになってくるとそろそろ水だけで飲めるかなっていう時期。

ただ苦手な子もいるので飲ませるときも少し工夫してあげる。

  1. 先に少量の水を口に含んで下あごに水たまりを作っておく。
  2. そこに粉薬を落として、そのまま追加で水を飲ませてごっくん。
  3. できたら褒めちぎる←重要

注意

粉薬を入れるときは喉の奥に入れるとむせるので手前に落とす。 

オブラートで飲む場合

オブラートで包んで飲ませる方法もあります。

  1. オブラートに粉薬を包んで口をねじって閉じる。
  2. コップなどに水を張り、スプーンに乗せた1のオブラートを静かに沈ませ、水に浸してから口に入れてあげる。

注意

オブラートを扱うときは乾燥した手で用いる。

 

最後に

薬が好きでペロっといっちゃいますっていう子供さんは楽なんですけど、たいていの子は薬が嫌いな子が多いので苦労するお母さん方も多いはず。

小児科の門前にいてるとお母さん方から薬の飲み方については質問が絶えないですね。

 

参考本

 

 

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