薬局薬剤師FMの備忘録

薬剤師えふえむの勉強ノート

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サイアザイド系 利尿薬 特徴

 

作用機序・特徴

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  •  尿細管における遠位尿細管でナトリウムイオンと水の再吸収を抑え、尿として水分を排泄しやすくして体内の水の量を減らす作用をあらわす。体内の水の量が減ることによって、むくみや血圧などが改善する。
  • 降圧作用はループ利尿薬より強い。K保持性利尿薬とは互角。逆に利尿作用はループ利尿薬より弱い。
  • 副作用に低カリウム血症、高尿酸血症などがあるため定期的な血液検査は推奨。

 

サイアザイド薬

◆フルイトラン(トリクロルメチアジド)

〜用法用量・効能〜

  • 高血圧症(本態性,腎性等)、悪性高血圧、 心性浮腫(うっ血性心不全)、腎性浮腫、肝性浮腫、月経前緊張症

通常,成人にはトリクロルメチアジドとして1日2~8mgを1~2回に分割経口投与する。
なお,年齢,症状により適宜増減する。
ただし,高血圧症に用いる場合には少量から投与を開始して徐々に増量すること。また,悪性高血圧に用いる場合には,通常,他の降圧剤と併用すること。

〜特徴〜

適応外処方で腎性尿崩症に使われることがある。


◆ヒドロクロロチアジド「トーワ」(旧:ニュートライド)

〜用法用量・効能〜

  • 高血圧症(本態性、腎性等)、悪性高血圧、心性浮腫(うっ血性心不全)、腎性浮腫、肝性浮腫、月経前緊張症、薬剤(副腎皮質ホルモン、フェニルブタゾン等)による浮腫

通常、成人にはヒドロクロロチアジドとして1回25~100mgを1日1~2回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
ただし、高血圧症に用いる場合には少量から投与を開始して徐々に増量すること。また、悪性高血圧に用いる場合には、通常、他の降圧剤と併用すること。
〜特徴〜

他の降圧剤との配合錠とよく目にする。

  • プレミネント(ロサルタンと)
  • エカード(カンデサルタンと)
  • コディオ(バルサルタンと)


◆べハイド(ベンチルヒドロクロロチアジド)

〜特徴〜

ほとんど見ないので割愛。

 

サイアザイド類似薬

◆ナトリックス(インダパミド)

〜用法用量・効能〜

  • 本態性高血圧症

インダパミドとして、通常成人1日1回2mgを朝食後経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
ただし、少量から投与を開始して徐々に増量すること。

〜特徴〜

サイアザイド類似薬だが作用はサイアザイド系と同じ。

24時間に渡り降圧効果が得られる。長期間服用しても作用が衰えない。

炭酸脱水素酵素を阻害する作用、尿路結石防止、骨粗鬆症の予防にも効果ある。

 

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