薬局薬剤師FMの備忘録

薬剤師えふえむの勉強ノート

主に勉強のこと。合間に日記も!

赤ちゃんへの薬の飲ませ方など

大きなお口でご飯をあーんする赤ちゃん

 

 

今日は門前が小児科のところへ応援に行ってきました!

 

小児科おそるべし、、、

次々にくる粉、シロップ、軟膏。

常に分包機がまわっている状態でしたね(笑)

 

さて今回は乳幼児指導加算について

乳幼児への服薬指導は薬の効能について指導するのはもちろんのこと、乳幼児ならではの指導を行わないといけません。

 

まずは概要

6歳未満の乳幼児に係る調剤に際して必要な情報等を直接患者又はその家族等に確認した上で、患者又はその家族等に対し、服用に関して必要な指導を行い、かつ、当該指導の内容等を手帳に記載した場合には、所定点数に1012点を加算する。

 

次に算定要件

◆確認事項の確認(6歳未満の乳幼児、体重、適切な剤形であること)
◆指導の要点の確認(適切な服薬方法、誤飲防止等の必要な指導等)
◆薬歴管理指導簿と手帳の記載(確認事項と指導の要点)

 

要は6歳未満の子に乳幼児ならではの指導をしなさいって感じ

 

来年には子供も生まれるので、復習がてらに乳幼児ならではの指導をいくつかまとめておこうかと思います!

 

粉薬

◆赤ちゃんの場合は少量の水で団子状にして、味を感じることがない部分(上顎や頬の粘膜)に塗りつけて、すぐに白湯を飲ませる。

ミルクでもいいが、ミルクを嫌いになるリスクがある。

幼稚園くらいの子は水に溶かして飲んでも可。

◆ マクロライド(クラリスロマイシン、ジスロマック)などの苦味が強い薬はまわりにコーティングしてある。イオン飲料やジュースなどはコーティングが剥がれるので避ける。

◆基本水に混ぜると吸収が良くなるように調節されているが、牛乳などは少し吸収が悪くなる模様。飲まないよりかはましなので、工夫する。※ただし、ハチミツは乳児ボツリヌス症にかかる可能性があるので1歳までは避ける。

 

 

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シロップ

◆哺乳瓶の乳首にシロップ剤を入れてそのままくわえさせる。その後、すぐに白湯で飲ませる。使えない乳幼児にはスポイトで3-4滴口の奥のほうに入れさせる。

 

座薬

◆オムツを替える要領で足をあげた時にスッと入れる。入れにくい場合はベビーオイルやオリーブオイル、水などを先端につけて滑らせる。排便した後に挿入すると吉。もし挿入後に排便した場合、薬がそのまま出てきているようであれば、もう一個。半分なくなってる場合は1時間ほど様子を見る。

 

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点眼薬

◆泣いてる時には薬が流れてしまうので点眼しない。

◆寝ている時でも目じりあたりに垂らすことで点眼することもできる。

◆子供を仰向けに寝かせ、腹にまたがり膝で頭を固定させて点眼するとやりやすい。点眼する時は容器の先端がまつ毛や目に触れないようにする。

 

点鼻薬

◆点鼻を嫌がる子には鼻の入り口に1滴垂らして上を向かせて鼻にツツーッと中に入れる。

 

ホクナリンテープ

◆胸や背中、上腕部に貼る。毎回違う部分に貼るとかぶれにくい。胸や上腕部などに貼ってると嫌がって剥がしてしまう場合は、背中の手の届かないところに貼るなど工夫。剥がれてしまった場合、12時間経ってれば、薬剤の80%は体内に吸収されているので貼り直さなくて良い。4-5時間くらいなら張り直してもいい。

 

服用方法・タイミング

◆保育園で昼の分が取れない場合は朝起きた時、保育園帰宅時、寝る直前に分けて服用する。基本1日3回の薬は8時間ごと、1日2回の薬は12時間ごとが理想だが、2-3時間のずれは良しとする。

◆食事の影響を受ける薬は少ないので、食事前でも服用しても構わない。例えば先に食事を取ってしまい、お腹いっぱいで薬が飲めない場合は食前でも構わない。

 

保管

◆粉→冷蔵庫に入れると寒暖差で湿気を浴びるのでNG。

◆シロップ→冷蔵庫で保管。だいたい1週間を目安に。

◆坐薬→ほとんどが冷蔵庫保存。夏

◆軟膏→ほとんどが常温保管。先が固まったもの、変色してしまったものは捨てる。

◆点眼液→薬によって常温か冷所保存か様々。基本開封したら1ヶ月を目安に使い切る。

 

挙げてみると結構指導することってありますね(笑)

 

備考

・酸性飲料との飲み合わせNG

ジスロマック、クラリシッド、エリスロシン、フロモックス、アレギサール、ぺミラストン

・牛乳などの乳製品NG

オゼックス、セフゾン、ケフラール、オーグメンチン

 

 

 

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