薬局薬剤師FMの備忘録

薬剤師えふえむの勉強ノート

主に勉強のこと。合間に日記も!

便秘の治療〜便秘薬はクセになりやすい?〜

今日、アミティーザ(ルビプロストン)が出ていた患者様に聞かれたのは

 

「便秘薬は長いこと飲んでるとクセになるから大丈夫なん?」

 

今回は便秘薬についてざっとまとめてみます。

 

まず便秘薬には大きく分けて2つあります。

①刺激性下剤

ピコスルファート、ビサコジル、大黄、センナなどですね。腸を刺激することで排便を促すお薬。市販で売られている一般薬でもこの成分は入ってます。

 

②機械性下剤

この中でも塩類下剤、湿潤性下剤、膨張性下剤、糖類下剤などに分けられるが、要は腸を直接刺激せずに便を柔らかくしたり、滑りやすくしたりして出させてあげるようなお薬。

 

 

患者様が気になっていた「クセ」になりやすいのは、ずばり①の刺激性下剤なんですね。

 

刺激性下剤は腸を直接刺激するので、お腹の痛みは伴うものの、効き目が早い薬なんですが、長期にわたって常用、連用していると徐々に効きにくくなり、かえって悪化することもしばしば。

いわゆる「クセ」になりやすい薬なんですよね。

一方、②の機械性下剤は自然な排便を促すタイプのお薬ですので、慢性の便秘の方などにはこちらがオススメになってきます。

 

ちなみに今回患者様に処方されていたお薬はどちらかというと②のほうになりますかね。

処方箋医薬品で結構新しめのお薬ですね。

便秘薬の薬の詳しい説明は気が向いたらまとめます(笑)

 

 

便秘を改善するためには薬以外には運動療法や食事療法があります。

実はこれが1番大事で日々意識するだけでも全然違うと思います。

 

まず運動療法

オススメはジョギングやウォーキングです。毎日もしくは2日1回行うのがベストですが、やろうと思うとけっこうめんどくさいんですよね(笑)。なので1週間に1回でもいいから、運動する機械を設けて体を動かすことがポイントです。

うちの母はママ友と毎晩ポケモンGOをしながらやっているそうな(笑)

 

次は食事療法

食物繊維はよく耳にしますよね。ただ食物繊維にも2種類あって野菜などに含まれる不溶性食物繊維と海藻やオクラなどのネバネバした食材に含まれる水溶性食物繊維に分けられます。

どちらも取るのが重要ですが水溶性のほうは意識しないと摂る機会がないから意識して見るのもいいのではないでしょうか。

ヨーグルトなどの発酵食品もオススメです。腸内フローラを整えてくれます。

 

水分摂取も大事です。

1日に1.5〜2.0Lに摂るのが理想です。たまにコーヒーはダメなの?って聞かれることがありますが、あまりオススメはしないですねぇ。

適度に摂って頂く分には狭心症のリスクやガンのリスクを低減するのに良いですが、水分補給の目的ではちょっと、って感じです。

あとお茶はどうかなと思うんですけど、お茶の種類によってはカフェインが含まれているのもあるので、やっぱり1番は白湯ですね!

 

上記の療法以外にもサプリメントや健康食品も補助として使うのがいいと思います。

 

慢性的な便秘になると、イライラしたり、お腹が張って痛かったりとかなり辛いので日々の生活を改善して治して行きたいですね!